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オオクワガタ 能勢yg2本目 交換 成長速度など


どもども!Luffyと申します!
いつもブログをご高覧いただきまして、誠に
ありがとうございます。

おかげさまでFC2ブログ9/27付け昆虫ラン
キングで1位を獲得させていただきました!
誠にありがとうございます!
能勢yg

さて、もう秋口となりました。先日割出たば
かりですが、もう早期仕込み、2本目交換完了
と時が進んでおります。

そんな目まぐるしい状況ではございますが、
今号では2本目交換時の状況と成長速度につ
いて記述していきたいなと思います。




■2本目交換完了
結論から申し上げると過去4年間で2番目に期
待できる数値が出ています。あくまでも数字
なので参考になりませんが、オスの平均体重
が増加、メスの早期が多いなど良い兆候が出
ています。

まずはオスの状況についてどのように数値が
良いのか見ていきます。



▼オス2本目交換時の平均体重(過去3年対比)
22年 25.8g 52頭
21年 23.6g 63頭
20年 24.8g 38頭
19年 29.1g 36頭


22年と21年の対比は 109.3%
22年と20年の対比は 104.0%
22年と19年の対比は  88.6%



単純な数字の比較となりますが、歴代2位の
実績となりました。19年は飼育を始めた年な
ので、種親は当然全補強。補強の影響で大き
くなったのか分かりませんが、まずは昨年よ
り大きい点ではホッとしています。

少し気になったことは、2本目交換前半(前回
記事)より後半の方が平均体重が減少したこと
です。


2本目交換時
前半 26.4g 31頭(2022年09月04日時点) 
後半 25.8g 52頭(2022年09月23日時点)
対比 97.7%(平均0.6g減少)



これは2203の影響です。平均体重22.8gとい
う小型のラインです。


〇ライン別平均体重
2201 14頭 27.8g
2202 12頭 26.6g
2203 07頭 22.8g
2204 02頭 28.8g
2205 06頭 25.7g
2206 03頭 24.6g
2207 06頭 22.6g
2212 02頭 27.8g


2207も小さいですが、2本目交換時に33.9g
の一番大きな幼虫が自ら胴体にかみつき、お
亡くなりになったので、平均値を下げていま
す。(33.9gを込みにすると平均24.2g)

2203は1本目の投入が7月上旬で2本目が9/23
です。約2か月半での交換となったため小さ
いのかと考えていたのですが、「1本目から
2か月半で交換」という見方ではなく、「誕
生日から何日経過」を調べないとそのライン
の状況を把握しにくくなると思いました。

ということで菌糸交換日ではなく、「誕生日か
ら何日目で何グラム」なのか、各個体の成長速度につい
て調べてみました。



■オスの成長速度
菌糸交換時のグラム数だけで判断しがちだっ
た所、今回は視点を変えて誕生日から数えて
何グラムなのかを全頭調べました。

私が勝手に考える成長速度の計算式は



グラム数÷日数=1日あたりの成長速度



この計算式をあてはめて全頭計算して、ライ
ン別の平均速度、最大速度の個体、最低速度
の個体などを出しました。



〇オス全52頭の平均成長
0.26g/日


〇ライン別成長速度
2201 14頭 0.29g/日
2202 12頭 0.25g/日
2203 07頭 0.25g/日
2204 02頭 0.30g/日
2205 06頭 0.25g/日
2206 03頭 0.24g/日
2207 06頭 0.22g/日
2212 02頭 0.26g/日


〇個体別
最高速度 2201-09
33.2g÷生存94日=0.35g/日


最低速度 2207-15
16.0g÷生存102日=0.16g/日




次にライン別の平均体重を見てみましょう。(抜粋)

〇ライン別平均体重
2201 14頭 27.8g
2202 12頭 26.6g
2203 07頭 22.8g
2204 02頭 28.8g
2205 06頭 25.7g
2206 03頭 24.6g
2207 06頭 22.6g
2212 02頭 27.8g


そして最も平均体重が重い2201と今回課題と
なったライン2203の比較です。


2201 オスの平均体重 27.8g
2203 オスの平均体重 22.8g


ここでいつもなら「もう2203はダメなのか」と
一喜一憂するところですが、ここで成長速度を
あてはめてみます。


このデータを体重データを合わせると
2201 成長速度平均 0.29g
2203 成長速度平均 0.25g


若干の差はラインによってあるものの、差はわ
ずか0.04gなのでまだ一喜一憂するのは早いか
も!?という占いです。

2203の誕生日から生存までが平均で90日。
仮にあと20日後に交換した場合、5g増加する
ことになり、単純なシミュレーションでは22
01とさほど変わらない結果になりました。


2201 オスの平均体重 27.8g(100日平均)
2203 オスの平均体重 27.8g(110日平均)


2003が2201に追い付くには10日の差はあるも
のの、もう少し交換を遅らせていたら・・・
交換日が早くても成長速度がよければ・・・
と妄想しています。


と、ここまで必死で2203の擁護、弁解に必死
ですが、虫のことなので途中でピタッと成長
が鈍化することもあるでしょうし、所詮簡単
な計算なので何らあてになりません。

数値で虫を計ることはできませんが、計量器
に乗せて一喜一憂したり、言い訳したり、妄
想したりと、また一年こんなことを繰り返し
ながら飼育することが、いつか実を結んだら
なぁと思います。

また時間があれば他の飼育者の管理表を拝見
して、特に90mmはどのような成長パターンが
よいのか、高速の早熟型がいいのか、低速の
晩成型がよいのかなど、興味があるので調査
してみたいと思います。




次に♀の状況です。


■メス2本目平均体重
22年 16.8g 73頭
21年 15.5g 58頭
20年 15.1g 40頭
19年 16.0g 43頭



22年と21年の対比は 108.4%
22年と20年の対比は 111.3%
22年と19年の対比は 105.0%



メスはおかげさまで歴代1位の体重となりまし
た。したがって贅沢に18g以上を早期、18g
以下は通常へと振り分けました(一部17gが
2頭います)


強制早期羽化 仕込み頭数
22年 20頭
21年 08頭
20年 04頭
19年 11頭


22年と21年の対比は 250.0%
22年と20年の対比は 500.0%
22年と19年の対比は 181.8%


強制早期の頭数も過去最大となり、20頭の
エントリーです。この内半分ほどが羽化す
れば10頭の早期を確保できます。下手くそ
ですが気にしませんw

大きいメスは苦手ではありますが、平均体
重が16.8gとなると、55-56mmが平均的に生
まれてくる可能性があります。今後は55mm
でも上手に扱える腕が必要でしょうね。

昨シーズン行ったメス3本返しの効果につい
ては、サイズに関してはあまり特徴をつかむ
ことが出来ませんでしたので、今年は半分
程3本返しを行う予定です。

一部「こ…これは」という発見がありまし
たが、たしかな根拠がなくたまたまかも知
れませんのでスルーします。






ということで今シーズンは今の所、何とか
なっているような感じです。が、3本目交換
時にがっかりすることが待っているかも知れ
ませんので、今は気持ちを抑えて最悪の事態
を想定していこうかと。

神長さんの菌糸予約が出来なくなった影響、
Y!オークションの影響など、今後どのよう
な問題が発生するか分かりませんが、まずは
足元からしっかり組み立てていこうと思いま
す!


ではでは~ノシ

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コメント

ひろパパ

今回も記事が面白い!
Luffyさん こんばんは。
今回の記事も楽しく拝見させて頂きました。
孵化からの成長速度。
何となく気にしたことはあったものの、数値化したことはありませんでした。
今季、大失敗をしている我が家ですが、早速真似させて頂き、私も数値を出してみようかと思います。
今年は好調のようですし、特大羽化が期待でき楽しみですね♪
またお邪魔させて頂きますm(__)m
次の記事も楽しみにしております。

Luffy

ひろパパさんへ
ひろパパさんへ

今回もコメントをいただきまして、
誠にありがとうございます。何の根拠もなく
説得力や知識に欠けるブログではございますが、
この度もお越しいただき感謝申し上げます。

ひろぱぱさんは今シーズンは苦戦されている
ご様子ですが、羽化するまで分かりませんし、
最後には「93mm出ちゃった」とつぶやかれることでしょう(笑)

またいろいろと教えてください。
コメントありがとうございました。

Luffy
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Luffy

2008年~2018年まで本土ヒラタクワガタを飼育。2018年6月から能勢YG6
頭をテストで飼育、2019年から本格的に飼育開始。2019年88.4mm、2020年89.1mm、90mmB、2021年88.5mm


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