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オオクワガタ能勢yg 菌糸ビン3本目交換



どもども!!Luffyと申します!
もう12月ですね。部屋の温度を下げるタイミ
ングで、幼虫も私もそろそろ冬支度でしょう
か。私は幼虫と同居していますので、身に染
みて冬温度を毎年体感しています(笑)

さて、3本目交換第二弾のご報告です。第一弾
は10頭交換、今回は11頭交換しました。結論
は「まずまず」かと思います。


まずは前回の10頭のおさらいから~
①前回の10頭
割出から161日 35.2
誕生から170日 40.6
誕生から171日 39.3
誕生から171日 30.7
割出から160日 36.2
誕生から177日 37.4
割出から169日 30.6
割出から174日 29.2
誕生から170日 40.3
誕生から165日 35.8
--------------------------
平均 168.8日 35.5g
成長速度 0.21g/日


前回は「交換早くしてくれ~」と食痕バリバ
リに出していたせっかちな幼虫が多かったの
で、結果的に平均35.5gとなりました。



そして今回の11頭のご報告です。
②今回の11頭
誕生から194日 41.2
割出から181日 38.4
割出から181日 43.4
誕生から174日 38.0
誕生から171日 41.1
誕生から190日 35.5
誕生から182日 39.0
誕生から198日 37.5
誕生から196日 34.2
誕生から186日 30.8
誕生から179日 31.3
--------------------------
平均 184.7日 37.3g
成長速度 0.20g/日


今回の11頭の最大は43.4g、最小は30.8g、
平均重量は37.3gと前回より重いです。


見にくいですが43.4gです。


前回より交換日数が遅い影響か、成長速度の
平均は、わずかに緩やかかと思います。


試しに前回と今回を合わせた21頭の平均はこ
ちらです。


①+②合計21頭
平均 177.1日 平均重量36.5g
成長速度 0.21g/日



●個人的に理想的な日数と重さ
3本目交換日数 210日
3本目交換時 40.6g
成長速度 0.18g/日



●理想対比
生存日数  84.3%(177.1日と210日)
成長速度 116.7%(0.21gと0.18g/日)




んんん・・・
大きいのはいいけど、交換日が理想より約1
ヵ月早いのはいかがなものかなと。もう少し
丁寧に食べてくれると助かるのですが…



2022年幼虫管理表はこちら!




■所見
30gやら43gやらいろんな幼虫が一気に出て
きて、正直情報処理に追い付かない感じです。
大きい奴はこうして、小さい奴はこうしてな
んて、個体別に考えれば考えるほど、やらな
きゃいけないことが多すぎてどうしよう…
という状況です。

という訳で個体別に自分なりに整理してみます。


1)大きい個体(38g以上)
全体的に見て少し育ちすぎな気がします。43g
を羽化させる腕はない中で、どのように対応す
るべきか悩むところです。

例えばラインの中の2番手、3番手の方が羽化
できる可能性があるので、ここに照準を合わ
せるべきか。

または「ギネス一択!」と大きいものへ軸を
合わせて行動するべきか。

温度はもう少し低めの方がいいのか。
菌糸はS8Kのままでいいのか。

玄人さんなら「ふっ まぁ43gねぇ~」と涼
しい顔をしていられるでしょうが、素人にと
っては検討しなければならないことは山積み
です。

こうしている間にも幼虫は育っていく。
プレッシャーと期待と不安の3色丼です~(笑)





2)小さい個体(35g以下)
今回交換した35g以下の特徴は、どれも居食い
していない感じで、「はよ交換~」と食痕バリ
バリなビンが多かったと思います。

1本目で小さい、例えば20g前半以下の幼虫は
2本目の食べ方は激しく、あっという間に食べ
るくせに体重が乗っていない個体が多い気が
しました。

どうして1本目で本気を出して食べず、2本目を
2か月半程で食べてしまうのか。遺伝の潜性と
言えば終わりかも知れませんが、ここからの
リカバリーが出来ればいいのですが…

例えば遺伝以外の要因としては飼育方法。3本目
交換時までの管理の中で、例えば一番最初の
プリカ管理時の温度はどうか、またプリカの
活用の有無、1-2本目の温度管理が適正だった
のかなど。

自分の飼育方法が正しいと思っていても、実は
大きな勘違いしていることがあるんだろうなと
思うと、全部が疑わしい(汗)研究あるのみ
でしょうね。



と、まぁ大きくても小さくても課題は多く、
正解はわからないので、これだ!と思うことを
実戦するほかないですよね。




■今後について
幼虫が大きくて不安。小さいと残念と一喜一
憂してしまう素人っぷりは否めません。

大きかったらこう!ちいさかったらこう!と
いう判断力と言いましょうか、手法的なもの
があると良いのですが。

今後について少し考えると、どもまで虫にあ
わせた管理ができるか。これに尽きるかもし
れません。

例えば今年のラインでは、一番最初に生まれ
た幼虫と、一番最後に生まれた幼虫は約1ヵ月
程差があります。現在は1部屋1温度管理が基
本なため、この差に合わせた管理を今後どこ
までできるのか。また追う必要があるのか。

また、菌糸の状況や食痕を見ただけで何らか
の判断や行動が個別にできる、またそれに準
じた設備があるなど、どもまで虫に合わせら
れるか。

これらを気にしないと90mmは出ないのか。
こんなことを気にしなくても90mmは出るのか。
今年こそは何らかの答えを出したい!!




最後に・・・

■血統は恐ろしい
菌糸を交換する時に当然ライン別の傾向に着
目するかと存じますが、私のラインの中で
特に目立ったラインが出ましたので、少しご
紹介させていただきます。

今年Msさんにご無理を言ってお譲りいただいた
早期のラインが、比較的大型ではないかと感じて
います。

現在、♂14頭中6頭交換しましたが、こんな
感じです。

43.4
41.2
41.1
38.4
38.0
35.2

最大で43.4g、最小で35.2g
平均177日で39.5g、0.22g/日の成長速度
これは自分の中ではヤバいです。


2022年幼虫管理表はこちら!


あと未交換が8頭いますが、交換済の6本のデ
ーターをそのままあてはめると、40gUPが
あと3頭でそうなので、このラインだけで40g
UPは6頭になる見込みです。

まるで初心者ドライバーがベンツ乗っちゃった
感じですね(汗)残念な結果にならないように
頑張ります!



ではでは~ノシ
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Luffy

2008年~2018年まで本土ヒラタクワガタを飼育。2018年6月から能勢YG6
頭をテストで飼育、2019年から本格的に飼育開始。2019年88.4mm、2020年89.1mm、90mmB、2021年88.5mm


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