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能勢yg オオクワガタ 3本目交換状況 幼虫 体重など




どもどもLuffyと申します!
能勢yg専門に飼育、実質4年目でございます。

少し前のお話ですが、11/30と12/01の
二日間連続でFC2昆虫部門ランキング1位を
獲得しました!870人中の1位・・・
これも皆様のおかげでございます!!!


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いつもありがとうございます!!


さて、12月も後半となりました。外気温、部屋
の温度は徐々に下がり、「あぁ今年もこの時期
か…」と少し寂しく感じますね。

私は幼虫と同居していますので、冬場がとに
かく辛いです。冷やし虫家や飼育部屋が別に
あればとこの時期によく考えますが、これ以上
のスペース拡張は嫁の理解は得られないので、
何とかこの現状で実績出せないかなと思って
います。


現在は3本目の交換が進んでおります。
♂52頭中、43頭(83%)は交換済。残りはあ
と9頭を残すだけとなりました。

前回、前々回と3本目の交換で体重、経過日数、
成長速度など調査していますが、結果から申し
上げると、なかなか机の上で考えた理屈の通り
にはいかないですね。まぁ理想の通りに進んだ
としても腕がありませんのでw

今号では3本目を8割完了したご報告と、
38gUPの状況など記述したいと思います。



■交換状況
全♂52頭中、交換済43頭(83%)


最大体重 43.4g
最小体重 29.2g
平均体重 36.3g

3本目交換日数平均 183日
平均成長速度 0.20g/日


まず、私が勝手に理想とする個体は、
3本目交換時210日で38g以上、40g前後、
成長速度は0.18gと占いをしています。

(これは過去記事を見ていただければわかります
が、90mmブリーダー様の管理表から算出した数値
です)


1)交換日数
私の3本目の交換日数は平均で183日でした。
理想から比べると少し交換が早いかもしれませ
ん。神長さんから口を酸っぱく「早めの交換」
とお言葉をいただいている影響もありますが、
反面、食べさせ方がまだまだ下手ではないかと
考えています。

食痕の画像を撮っていませんでしたが、日付
的に「交換せざるを得ない」食痕だったので
はないかと思います。居食いしていれば焦っ
て交換はしないので、おそらく食痕がたくさん
出ていたのではと思います。

一見元気な幼虫さんで早く大きく育っていいな
とも思いますが、私には大型を羽化させる腕が
ないので、不全になる確率が同時にあがってい
るような気がします。

あとは3本目に到達するまでに、理想より30日
も早いので、場合によっては4本目の準備など
お財布事情も関係してきますね。

居食いがいいのか、食痕ありがいいのか、
また、前半爆食い、後半小食。はたまた大器晩成
型がいいのか、温度の見直しか、まだまだ調査が
必要ですね。


2)成長速度
例えばこの幼虫さん。
2本目 33.4g、094日交換、0.35g/日
3本目 43.4g、181日交換 0.28g/日

2本目の成長期なら0.35g/日でも、まぁ元気
だねと思うのですが、今回交換した3本目で
0.28g/日と成長速度が落ちてない状況を見ると
個人的には少し心配です。

食べるように改良された幼虫、食べるように
開発された菌糸なので大きくなるのは必然的
かもしれませんが、血統の実力以上、または
私のように飼育者の許容範囲以上に食べてい
るとしたら少し気になります。

アクセルとブレーキの踏み分けが必要かと思
いますので、今年は一部管理を変更して実験
してみようと思います。

来年は改善することが多そうです。







■38gUPの幼虫(3本目交換時)
現在の38gUPは14頭います。昨年同時期は
15頭いましたので、おそらく昨年並みか昨年
より大きいか、という状況です。

こちらでは38gUPが私が勝手に理想として
いる数値に合致するか確認したいと思います。




左から・・・
体重、日数、成長速度

41.2g 194 0.21g/日
38.4g 181 0.21g/日
43.4g 181 0.24g/日
41.4g 190 0.22g/日
38.0g 174 0.22g/日
39.5g 186 0.21g/日
41.1g 171 0.24g/日
38.7g 168 0.23g/日
40.6g 170 0.24g/日
39.3g 171 0.23g/日
38.6g 203 0.19g/日
38.7g 201 0.19g/日
39.0g 182 0.21g/日
40.3g 170 0.24g/日


勝手な理想(3本目交換時)
40.6g  210日  0.18g/日


(グラム数や成長速度は、糞1個で変化します
ので、精密ではない点はご勘弁ください。)


まずパッと見て思うことは、やはり交換日数が
早く、成長速度が速いな、と。

1-2年目はこんなこと気にせず単純に38gを
もっと喜べたのですが、3年経つと恐れに変わ
るのは私だけでしょうかw

先程記述しましたが、交換が早い=交換せざ
る負えない状況とすると、少しアクセルが強
いのか。それとも居食いが少ないのか。

もう少し2本目の温度管理を徹底しなければと
思うのですが、30g以下の幼虫に対して低温管
理はやや酷かなとも思う点と、そもそも実績が
伴わなかった場合に取り返しがつくのかが気
になります。

こうなるとやはり「個別管理」をどこまで
できるかになりそう。といっても虫の「そも
そも論」的な事を理解していないと思うので、
設備を万全にした所で効果を確実に得られるか
は微妙ですね。


先日、微細な改善として、温度気を2個購入し
ました。これで1部屋に合計7個となりました。
(まだ欲しいけど)

一日の最高最低を記録できるタイプですが、
量産型なのでそもそも温度自体が正確か微妙
です。ただ、限られたスペースを有効利用する
ためには、飼育部屋内の状況を把握することは
重要と思い購入しました。

棚の上段、中断、下段はもちろん、ベットの下
やスタイロフォーム内上段、下段など、さまざ
まな場所での僅かな温度差を把握することで、
幼虫の置く場所や成長の置く場所などを検討
することができます。

従いまして、38gUPのチームは少し異なる
管理をしたいので、新たな場所へ温度計を設
置してみようと思います。



■まとめ
少し心配な3本目の体重となりましたが、4本目
以降で調整ができるのか、また調整はしない方
がよいのか悩むところですね。

2021年度の失敗のひとつに考えられることは
羽化させるのが遅すぎたこと。十分加齢して
いるにも関わらず引っ張り過ぎたかも知れな
いので、今年は元気なうちに羽化してもらお
うと考えています。

今後の工程は冬温度、昇温と続きます。
最後まで手を抜かずに頑張りたいと思います!
いでよ90mm!!!



ではでは~
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Luffy

2008年~2018年まで本土ヒラタクワガタを飼育。2018年6月から能勢YG6
頭をテストで飼育、2019年から本格的に飼育開始。2019年88.4mm、2020年89.1mm、90mmB、2021年88.5mm


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